whole と all の使い分けって?

「全部」を意味する

wholeとallですが、

使い分けはわかりますか?

‘whole’ は

「ホールケーキ🎂」を考えてもらうとわかりやすいです。

1つの一体のもの全体を指します。

‘all’ は

「オールシーズン🌸🌻🍁⛄️」を考えてもらうとわかりやすいです。

春・夏・秋・冬のように

複数あるものの全体を指します。

wholeall
単体での意味比較的はっきりしている、1つの完全なものや出来事いくつかのものが集まっている集合の全て
名詞との組み合わせ可算名詞の単数形不可算名詞、可算名詞の複数形
使い方限定詞 + whole + 名詞
例) My whole family enjoy skiing.
all + 限定詞 + 名詞
例) All my family enjoy skiing.

※「限定詞」というのは名詞の直前につける詞のこと。

その名詞が、どの名詞を指しているのか、

詳細に特定する役割を持ちます。

   

his car の場合、限定詞はhis
this blue pen の場合、限定詞はthis
the bank の場合、限定詞はthe

4つの例文で比べてみよう。

1️⃣

There is still a whole month until the Halloween party.

「ハロウィンパーティまでまだ丸々1ヶ月ある。」

💡1ヶ月は、1つの一体のものという単位に当てはめることができます。

このため ‘whole’ が当てはまります。

2️⃣

I walked too much yesterday.

My whole body hurts.

「昨日は歩きすぎた。身体中が痛い。」

💡自分の身体は、1つの一体のものという単位に当てはめることができます。

このため ‘whole’ が当てはまります。

3️⃣

My son spent all the money he got from his grandmother.

「私の息子は祖母からもらったお金を全部使いました。」

💡お金は1つの一体化したものというよりも、数量的な概念があるので

英語では ‘whole’ だと不自然に聞こえます。

加えて、’money’ は 不可算名詞です。

‘whole’ は可算名詞の単数形の前にしかつけることができません。

4️⃣

All my luggage was stolen while I was taking some pictures.

「写真を何枚か撮っている間に、荷物を全部盗まれた。」

💡旅の途中でバッグ、リュックサック、スーツケースが全部盗まれた状況を想像してみてください。

この時、複数あるものの全体に当てはまるので、’all’ が当てはまります。

加えて、’luggage’ は 不可算名詞です。

‘whole’ は可算名詞の単数形の前にしかつけることができません。

じゃあ「1日中」はどうやって表現する?

「1日中」の表現は

  

‘all day’

もしくは

‘the whole day’

  

が使えます。

I slept the whole day.

I slept all day.

「私は一日中眠っていました。」

I worked the whole day.

I worked all day.

私は一日中働いた。」

It rained the whole weekend.

It rained all weekend.

「週末の間中雨だった。」

I spent all day changing my wardrobe.

I spent the whole day changing my wardrobe.

「私は一日中衣替えに費やした。」


本日の内容はここまで💡

改めて、whole と all は似ていますよね。

日本語訳から考えるのではなく

🎂1つの一体のもの全体 の whole

🌸🌻🍁⛄️複数あるものの全体 の all

で想像してみるのがおすすめです。

1回では難しくても

何回も何回も書いて、使って、見て、

つかめてきます。

  

特に

「1日中」の意味で

the whole day や all day は使い勝手もいいですね。

  

ぜひ使ってみてくださいね。

Follow me!